こんにちは。
沖縄県うるま市にある『健康美にこだわった空手サロンRIN STYLE』です。
梅雨明けした沖縄は、
いよいよ夏本番といった暑さが続いています(;^_^A
感染症対策と同時に熱中症予防も行い、
体調管理に気を付けて過ごされてください。
今回は、『認知症』についてお話します。
認知症と聞くと、加齢とともにいずれは発症してしまう、
と思う方もいるかも知れません。
そもそも『認知症』とは何かを知る必要があります。
認知症とは簡単にいうと、
『今まで出来ていた日常生活や社会生活が、脳の障害によって持続的に低下し、支障をきたすようになった状態』を指します。
記憶力や判断力の低下に加え、脳の画像によって診断されるので、
単なる物忘れとは異なる点がポイントです。
平成29年度版高齢社会白書によると、
2012年には認知症高齢者が462万人と、65歳以上の高齢者の約7人に1人(有病率15%)であったことがわかっています。
しかし、2025年には約5人に1人が認知症という推計もあり、
認知症患者は今後も年々増加すると予想されています(図1参照)
(図1)増えている認知症患者
認知症は、介護が必要になった高齢者の原因第一位ともなっており、
今後の超高齢社会となる日本において、避けて通れない問題となっています。
代表的な認知症には大きく4種類あり、以下のように分けられます。
①アルツハイマー型認知症
②脳血管性認知症
③レビー小体型認知症
④前頭側頭型認知症
この中でも、①アルツハイマー型認知症は認知症の約50%以上を占めると言われています。
④前頭側頭型認知症は若い年代から発症しやすい、とされていますが、
②脳血管性認知症でも、若い年代から脳卒中が増加している昨今では、
もはや加齢によるものだけとは言えない現状となっています。
この認知症予防としては、
運動、食事、生活習慣の改善、日常生活の活性化・・・
などが効果的と言われています。
特に運動に関しては、
『週3回以上』、『楽である~少しきつめ』くらいの強度で行うと
認知症のリスクが低くなるという研究報告もあります。
運動の種類としては、
スクワットのような筋トレはもちろん良いですが、
『二重課題運動』や『きっこう運動』といった、
体と頭を使う運動、左右異なる運動をすることは効果的だと言われています(図2,3参照)
(図2)二重課題運動
(図3)きっこう運動
その中の空手エクササイズでは、
日常では使うことが少ない筋肉を刺激するほか、
左右異なる運動により、頭も体もしっかりと使う動きとなっています。
非日常の動きのため、
慣れないうちはフォームを覚えるまで反復する必要がありますが、
年齢、性別問わずどなたでも、
無理なくでき、続けられるのでおススメです(*^▽^*)
是非、お試しください♪
自治体の認知症予防教室でも空手エクササイズを体験して頂きました