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回旋筋腱板

沖縄県うるま市にある

『健康美にこだわった空手サロンRIN STYLE』です。

 

梅雨が明けた沖縄は

毎日、強烈な日差しと暑さです(;'∀')

 

 

気を抜くと、すぐにでも熱中症になりそうです。。

 

熱中症対策を忘れずに過ごしましょう!

 

今回は、『回旋筋腱板』について。

初めて聞く方もいるかと思います。

これは、簡単に言うと

【肩関節を支える筋肉のサポート群】で【ローテーターカフ】

とも呼ばれます。

 

 

肩関節は肩甲骨、上腕骨、鎖骨、胸郭(写真にはありません)で構成されます。

 

 

カラダの深層にある筋(インナーマッスル)の回旋筋腱板は、

〇棘上筋

〇棘下筋

〇小円筋

〇肩甲下筋

 

の4つで構成されています。

 

背面(背中側)に3つ、前面(胸側)に1つの筋肉で構成されています
背面(背中側)に3つ、前面(胸側)に1つの筋肉で構成されています

これらの筋がしっかり働くことで、

肩の伸展(腕の挙げ下ろし)や回旋(捻り)が行えます。

 

肩関節の重要な役割を担う4つの腱板ですが、

加齢や使い過ぎ、転倒などの外傷で断裂しやすい部位でもあります。

 

その中でも棘上筋は付着している部位上、断裂しやすいと言われています。

 

腱板損傷や断裂をすると、

痛みを伴うとともに、腕の挙げ下ろしや洗髪や腰で帯を結ぶような、

肩の捻り動作に制限が出るなど、

日常生活にも支障を生じてしまいます。

 

治療方法としては、手術や保存療法がありますが、

いずれにしても、リハビリ(理学療法や作業療法)といった

運動が必要になります。

 

加齢とともにいつも間にか断裂し、

ご高齢者の中には痛みもない方もいらっしゃいますが、

若年や働き盛りで受傷すると、

その後の生活に大きな影響を及ぼす可能性があるため、

早期から対応が必要です。

 

ここからは事例の紹介です。

 

この度、昨年転倒により腱板断裂をされたA様からのご依頼を受けました。

 

病院でのリハビリ終了後に復職し、日常生活も何とか送れていますが、

車の運転や、

今後のカラダの衰えからの不安から

ご相談を受け出張サービス開始となりました。

 

そのままでいると、

関節の拘縮や筋力の低下により

肩の機能以外にも姿勢や全身にも影響を生じる可能性もあります。

 

しかし、

肩の機能維持はもちろんですが、

受傷する機転となった、『転倒』の原因も確認する必要があります。

 

転倒した原因が、筋力やバランス能力の低下だとしたら、

再転倒の可能性もあるため、

肩だけでなく

全身のカラダづくりをサポートしていくことが大切です。

 

 

日頃から【転倒予防】のためのカラダづくりを意識しましょう(^^)/